8月9日(日)、オリジナル匂い袋の作成ワークショップを開催しました。
ご参加の皆さま、ありがとうございました。
・日本文化や文学と香りのお話
・香原料のご紹介
・各自で匂い袋の調合
という流れで行いました。
実は古典作品の中には、
お香に関する場面がたくさん登場します。
今回は、伊勢物語や源氏物語のエピソード等とともにご紹介しました。
参加者の方からは、
「物語の情景がすんなりとイメージできた」
「こういう古典の授業を受けてみたかった」
などのお声をいただき、
国語教師として、このように仰っていただけることは
本当にありがたい限りです。
また、
10種ほどの香原料の香りを一つずつ確認していただき、
その上で調合方法に則って、
ご自分のお好みの調合をしていただきました。
人によって香りの好き嫌いがあるだけでなく、
感じ方も違いますし、
どんな匂いかと表現する言葉も違います。
その日の体調や気分によっても好む香りは変わってきます。
参加者同士で感想を言い合いながら、調合なさっていたのが印象的でした。
コロナ対策のマスク越しでも分かる皆さまの楽しそうな様子に、
こちらの方が元気をもらえる一日となりました。
最後に、
会場となった田島予備校(神奈川県川崎市)の塾長やオーナー様には
多くのお気遣いをいただき、感謝いたします。
田島予備校さんはアットホームでとても居心地の良い空間です。
今後も定期的にまちおこしのイベントを開催されるようですので、
お近くの方はぜひお立ち寄りくださいませ。
田島予備校 https://www.tajiyobi.com/